テント選びはこのポイントを押さえよう

覚えておきたいテントの基本構造

フィールドに自分たちの秘密基地を作ろう
木陰に隠れる木の下、水音の心地いい湖畔、太陽が照らす海辺など、フィールドはそこらじゅうに広がっている。テント・タープは、フィールドに自在に作れる秘密基地。あなたのベースキャンプを好きな場所に作って、心ゆくまで自由に楽しもう。

そのためにも基本となるテントの構造を知っておきましょう。

テントにはどんなタイプがあるの?

ドーム型

ドーム型テントは軽量さと収納時のコンパクトさから主流となっているタイプ。ドーム型テントは構造のシンプルさから入門モデルと言われるが、入門モデルだけではなくハイエンドモデルまで多数のモデルが発売されている。サイズもファミリー向けから1〜2人用の小型モデルまで幅広く、一番種類の多いモデルと言える。

キャプテンスタッグのおすすめドーム型テント

M-3102 プレーナドームテント〈5~6人用〉(キャリーバッグ付)

M-3132 CSドームテント270UV〈5~6人用〉(キャリーバッグ付)
組立簡単!ファミリーに最適な5~6人用ドームテント。ポールカラーを分けることで組立が容易。
インナーテント出入口にはプライバシーを確保するノーシームメッシュを採用。開放感あるメッシュをインナーテント天井に装備。フライの前後に出入口兼用の荷物室を装備。インナーテントには小物入れに便利なメッシュポケット付。
紫外線95%カット!UV-PROTECTIONコーティング生地を使用。収納や持ち運びに便利なキャリーバッグ付。

ツールーム型

ドーム型テントの外幕を延長し、リビングスペースも確保したのがツールーム型テント。またはロッジドーム型テントとも呼ばれるモデル。ドーム型テントはリビングスペースのタープを張るため、それを1つにまとめて設営の手間を省き、収納の省スペース化を図ったのがこのタイプ。中級からハイエンドモデルまでが中心だが、比較的設営の手間がかからないことや、車の省スペース化の影響もあり、入門者にも人気が広がっている。

キャプテンスタッグのおすすめツールーム型テント

UA-18 エクスギア ツールームドーム270 4~5人用

UA-18 エクスギア ツールームドーム270 4~5人用 NEW!
テントの高さを抑え、インナー3本・前室1本のフレームワークで強度と耐風性を確保。ワイドな前室に便利なサイドの出入口を装備したツールームドームテント。ワイドな前室!荷物置き、リビングスペースとして十分な広さを確保。
サイドの出入口!出入しやすいD型ドアを1面に装備。側面出入口!出入口兼用の荷物室を確保。
ベンチレーション装備!フライ上部に開閉可能なベンチレーションを装備。通気性を考慮したインナーメッシュ構造!インナーテント天井部とサイド下面に配したメッシュパネルでテント内の空気を換気することで結露を軽減します。
迷わず設営カラーポール!ポールカラーを色分けしているので迷わずに設営できます。

ティピー型

ティピー型テントとは円錐型テントとのこと。インディアンテントとも呼ばれ、もともとネイティブアメリカンのうち平原に住む部族が移動型住居として使用していました。最近は多くのマスコミにも登場するなど、若いキャンパーを中心に普及している。

キャプテンスタッグのおすすめティピー型テント

UA-16 アルミワンポールテント300U

UA-16 アルミワンポールテント300U
組み立て簡単なティピー型ワンポールテント。軽く丈夫なジュラルミンポール1本の使用で3~4人用の広さを確保。フライシート単体での設営も可能。キャンプ、ツーリング、野フェスなどアウトドアシーンを楽しく演出します。

ロッジ型

M-3141 デリエメッシュツールームキャンピンテント

ロッジ型テントは居住空間が広く、室内の快適性の高さから、90年代は中心となっていたモデル。しかし収納時の大きさなど、最近の省スペース化の波から外れ、多くのモデルが姿を消しているのが現状。

参考画像は「キャプテンスタッグ M-3141 デリエメッシュツールーム」(生産中止)

*キャプテンスタッグは、現在ロッジ型テントの生産を行っておりません。

 

引用:「オートキャンプ白書2013(2013年7月発行)」より

人気のテントはどんなタイプ?

持っているテントは?

*持っているテント
持っているテントのタイプ

「オートキャンプ白書2015」によると、キャンパーの使用しているテントをタイプ別に分けると、寝室だけの「ドーム型」63.1%(2013年 65.7%)、リビングと寝室が一体になった「ツールーム型」が13.1%(2013年 9.2%)、家のように角張った形の「ロッジ型」8.1%(2013年 8.1%)で、近年人気の高まっている円錐型の「ティピー型」は2.2%(2013年 1.1%)となっている。

多くのドーム型は寝室部分しかないため、リビングスペースを作るタープなどが必要となり、2回の設営が必要となる。リビングスペースも備えるツールームタイプは一度の設営でリビングと寝室を確保することができる。ユーザーの用品選び基準は使いやすさが重要視されているため、ドーム型が2.6ポイント減少している一方で、ツールーム型が前年より3.9ポイント伸びているのは、その使いやすさが評価されているためと考えられる。

次に買い替えるテントはどのタイプ?

*テントを買い替えるとしたら
次に買うテントのタイプ

「オートキャンプ白書2015」によると、現在使っているテントのほか、テントを買い替えるとしたらどのタイプを選ぶかという質問では、ドーム型は26.1%にとどまり、逆にツールーム型は17.2%、ティピー型5.1%と伸びているのがわかる。

テントの基本構造

A型(H型とも呼ばれる)

テントの基本構造 A型

2本のポールを三角形に組み、そのセンターにポールを通す設計。

特徴 アーチ状でない分、ポールへのストレスが少ない。インナーがほとんど吊り下げ式なので設計が簡単。壁の面が垂直に近くなるので雨水がたまりにくく、高さのある空間を確保できる。
耐風性 入口部を三角形にした構造は、上からの力に強いが横風に弱い。
X型(クロスフレーム型とも呼ばれる)

テントの基本構造 X型(クロスフレーム型)

2本のポールを一点で交差させた、最も単純な構造。

特徴 単純な構造なので設営が簡単。重量が軽く、コンパクトに収納できる。構造上、ポールには弾性に富む強い素材が要求される。
耐風性 強度の高い半円形タイプに近いので優れているが、ポールの交差点の多いジオテック型に比べれば劣る。
魚座型

テントの基本構造 魚座型

2本のポールを2箇所で交差させた構造

特徴 天井部が平らで面積が広く、内部での圧迫感が少ない。2点で交差するポールの構造によって、生地全体にテンションが加わり、テント自体の強度が強まる。
耐風性 ポールの接点がX型より多くなる分、風など外部からの圧力に強い。
ジオデシック構造(ジオテック型)

テントの基本構造 ジオデシック構造(ジオテック型)

4本のポールを複雑に交差させることで交差点を増やし、生地の面を多くして半円形に近づけた構造。

特徴 球形に近く、ポールの交差点も多いので、風に強く、耐久性もある。4本のポールを使用するので重量が重く、その構造により、他に比べて設営が難しい。
耐風性 横風などにも強い。

テントの生地

ナイロン

強度の高い素材としてテントのインナー部によく使われている。

強度 引っ張り強度はポリエステルより強く、キズ等でのダメージはポリエステルに次ぐ強さを持つ。ただし、高温の熱には他に比べ極端に弱い。
耐候性 紫外線等に弱く、変色や劣化しやすい。そのため、テント生地には加工が施されている。
耐水性 天然繊維に比べて耐水性は高いが、水を含むと若干強度が弱くなる。
  • ナイロンタフタ:高い水圧に耐えらえるよう、細番手の糸を使った平織り地。キズが目立ちやすい。
  • リップストップ ・ナイロン(*):平織り地に格子状のウネを作る織り方。タフタに比べ強度が高く、引裂きキズをウネによって遮断する。

*リップストップ:キズを遮断する意味

ポリエステル

強度が高く、耐水性に富む。テントではフライシートによく使われている。
*染色が難しい素材でもある。

強度 合成繊維の中で、最も強度が高いといわれるが、引っ張り強度等はナイロンに劣る。熱にはナイロンより強いが、
天然繊維に比べ弱い。
耐候性 紫外線等に強く、ナイロンや綿に比べ変色や劣化が少ない。
耐水性 水を吸収しないため、耐水性は良いが、通気性が悪く、雨の日などは内部が蒸れる。
コットン

通気性が良く、テント生地にも使用される。

強度 合成繊維に比べ熱に強く、水を含むと強度が増す。また、通気性に富む反面、害虫などがつきやすく、水分によって生地が縮む。湿ったままにするとカビが発生するなど、メンテナンスが難しい。
耐候性 紫外線等での影響は少ない。
耐水性 水を含むと糸が膨張し、隙間を埋めることで防水効果が上がるが、ナイロン等より劣る。
ポリ塩化ビニール(PVC)

水や湿気に強いが、引っ張りやキズには弱い。テントのボトムによく使われる。

強度 合成繊維の中では弱く、テンションのかかるような箇所には使用できない。熱や、化学薬品などに対しては強い。
耐候性 紫外線の影響を受けても変化はない。
耐水性 水分を吸収しないため、湿気や水分による強度の変化はないが、通気性は極端に悪い。
ゴアテックス

水分を吸収しないプラスチックのような素材をフィルム状に薄くのばしたものを、ナイロンなどの繊維と付け合わせた透湿防水素材。

強度 合成繊維に劣らぬ強度をもち、引っ張りなどに特に強い。
耐候性 紫外線の影響はつけ合わせる繊維によって違う。
耐水性 防水性は抜群。縫製時に開く針穴はシームレス加工によって解決する。
ポリエチレン(PEクロス)

レジャーシート等に使われる素材。テントではスカート部、グランドシートに使用される。

強度 引っ張り強度には優れているが、熱、キズに弱い。
耐候性 紫外線での影響は少ない。
耐水性 水分を吸収しないため、湿気や水分による強度の変化はないが、通気性は極端に悪い。縫製部をシームレス加工できないため、つなぎ合わせる場合にウェルダー(溶着)加工を施しているものもある。

テントの防水

気象条件が変わりやすく、雨の多い日本ではテントの防水性は重要です。

防水性試験の方法と表示

テントの生地に直径10インチの筒をあて、水を入れて圧力をかけていき、水が約70〜80%浸透した時の水位をmmで表示している。

例:1000mm防水
上記試験方法にて、筒の中の水位が1mの高さになった時、70〜80%の浸透が確認されたということ。

防水加工

  • 通気性撥水加工
    フッ素系、シリコン系などの加工を施し、通気性と撥水性を持たせているもの。インナーテントの加工に多く用いられる。
  • 防水加工(不通気性防水加工、コーティング加工)
    ポリウレタン系に代表される防水加工。フライ、グランドシートの加工に多く用いられる。防水効果は高いが、通気性はないため、インナーテントのウォールに用いられる場合などは、メッシュ窓等が装備されるのが一般的。
  • シルバーコーティング
    アルミを粉末にし蒸着させる加工法。フライの加工に用いられる。

*PU=ポリウレタン
*PVC=ポリ塩化ビニール

テントポール主な素材

スチール 強度が高く、キャビンテント・タープ等のポールに使われている。他金属に比べ重く、サビ・変色といった欠点がある。
グラスファイバー ガラス繊維ででき、天然の木に最も近い弾性を持つ素材。ドームテントのポールに使用される。アルミ合金に比べ重く、折れやすいといった欠点がある。
アルミニウム合金 アルミニウムに他元素を合わせて、軽い性質を生かしつつ柔らかく、強度に劣るという欠点を補った素材。ドームテントのポールに多く使用される。ジュラルミンが一般的で、6000系、7000系が多く使われ、強度・弾性が高く、軽い。数字が増すに従って強度は増すが、弾性は劣る。塩分などに弱く、耐食性に劣るという欠点は、アルマイト加工などの加工技術により解決している。スチール・グラスファイバーなどに比べ価格が高い。

*ジュラルミン:アルミニウムに銅、マグネシウム、マンガン等を加えた合金

キャプテンスタッグのテント・タープ

キャプテンスタッグのテント・タープは家族向けから上級者向けまで豊富なラインナップで、お探しのテントがきっと見つかります。

引用:
一般社団法人日本オートキャンプ協会(Japan Auto Camping Federation:通称JAC)発行「オートキャンプ白書2015(2015年7月発行)」より