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ダッチオーブン 1つで5通り!万能鍋の使い方

ダッチオーブン 1つで5通り使える万能鍋の使い方
ダッチオーブン 1つで5通り!万能鍋の使い方
目次

知りたい!ダッチオーブンのこと

ダッチオーブンとは?

西部開拓時代から多くの人に愛されてきたダッチオーブン。
もともとはヨーロッパで家庭の暖炉の上に置いて使われていた調理器具です。それが野外用にフタにヘリを付けるなどの改良がされ、北米を中心に広まっていきました。

ダッチオーブンの特徴

ダッチオーブンは鋳鉄製 全てを鉄に覆われた無骨な鍋

移民の人たちは、何故こんなにも重い鋳鉄製の鍋を持ち歩いたのでしょうか?

それは、たった一つの鍋であらゆる料理を簡単に作ることができるからです。鍋同様に重い鋳鉄製のフタはぴったりと本体に添い、中の熱も旨みも封じ込めます。しかし、それは蓄熱量や保温量の高さを誇るだけではありません。一ヶ所に熱がとどまることなく、鍋全体に均一に熱を伝えるという繊細な特性を持ち合わせているのです。だからダッチオーブンは、くまなく熱を伝えながら、野菜や肉が持っているエキスを存分に生かすことができます。

余分な水も油も必要ありません。ガンガンと炎を燃やしきる必要もありません。かき混ぜるために何度もフタを開けるなんてもってのほか。ただじっくりと待つことです。ダッチオーブンは、自然の中で調理するために選ばれた鍋なのです。

1台5役 ダッチオーブンの使い方

基本の調理をマスターし、ダッチオーブンを使いこなそう

ダッチオーブンは、鍋まるごとが調理器具の万能鍋です。本体だけ、フタだけでも充分な調理が可能。フタをして上下から熱を加えればオーブンにもなります。

基本調理をマスターすれば、ダッチオーブンでできない料理はありません。次の5つの調理法をマスターして、いろんな料理に挑戦しましょう。
1. オーブン
オーブン - ダッチオーブンの使い方
オーブン – ダッチオーブンの使い方
ダッチオーブンの最も基本的な調理法はロースト(焼く、炙る)です。焼くときのコツは上下からの熱。本体の中は充分な熱源でまさにオーブンとなります。鶏を丸ごと焼いてもよし、パンやケーキ、グラタンなどにも最適です。
2. 煮る
煮る - ダッチオーブンの使い方
煮る – ダッチオーブンの使い方
フタと本体がしっかりと密閉されたダッチオーブンは、圧力鍋のようなものです。少しの熱源でしっかりと熱を加えることができます。シチューやポトフ、野菜のまるごと煮など、あっという間に出来上がりです。
3. 蒸す
蒸す - ダッチオーブンの使い方
蒸す – ダッチオーブンの使い方
密閉性に優れたダッチオーブンは蒸し器としての機能にも優れています。水を入れることなく、野菜の水分だけで蒸し上げる。だから素材の味がそのまま、野菜やトウモロコシなど、その旨さに圧倒されるはずです。
4. フタで焼く
フタで焼くc
フタで焼く – ダッチオーブンの使い方
ダッチオーブンのフタも裏返してフライパンとして使用します。軽く中央に向かって凹んでいるので余分な脂が落ちていきます。特にキャプテンスタッグのオーバル型のフタは、溝付きでステーキを焼くのに便利です。
5. スモーカー(燻製器)として
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スモーカー(燻製器) – ダッチオーブンの使い方
専用のスモーカー(燻製器)がなくても、チーズや一夜干しなどの簡単な燻製ならダッチオーブンで可能です。火にかけて煙が充分出たら、あとはそのまま置いておくだけ。蓄熱性と密閉性が高いダッチオーブンならではの使い方です。

ダッチオーブンに大切な火を使いこなす

アウトドア・キャンプの必須テクニック 火の使い方をマスターしよう

アウトドアで何より重要なものが「火」です。
火が無ければ、どんなに立派な調理器具を持っていても意味がありません。火のおこし方、火の操り方をしっかりとマスターして、アウトドア料理を楽しみましょう。

火のおこし方

1.
石を組むなどしてかまどを作ります。
地面に平たい板と燃えやすい紙を入れます。着火剤や炭を入れてもOKです。
ダッチオーブンに大切な火を使いこなす
2.
焚き付け用の木を組み上げます。初めは細い木や小さな木で組み上げましょう。
ダッチオーブンに大切な火を使いこなす
3.
真ん中の紙や着火剤などに火をつけます。
ダッチオーブンに大切な火を使いこなす
4.
薪に火が燃え移ってきたら、さらに太めの薪を組み上げていきます。
ダッチオーブンに大切な火を使いこなす
5.
火が安定してきたら、より太めの薪にして、火を育てていきます。
ダッチオーブンに大切な火を使いこなす

薪の組み方

薪の組み方 円錐形
円錐形

最も基本的な組み方。細い木を重ねて、円錐に組む。細い木から太い木へと火を移していく。
薪の組み方 井桁
井桁

大きな焚き火に効果的。太い木を交互に組んでいく。炎は上へと大きくなる。煙突の仕組み。

炭火のおこしかた

薪同様に炭も空気の流れを利用すると日が起こりやすくなります。
送風機やうちわなどで効果的に風を送ると良いでしょう。
炭が赤く燃えてくる「おき」と呼ばれる状態になれば安心です。

火の起こし方はこちらもご参考に

ダッチオーブン料理のコツ

  • 薪を使う場合、上下の火加減をやりやすくするため、ダッチオーブンのかまどの他に、別途薪を焚いておけるようにすると良いでしょう。焚き火台を使う場合は、ダッチオーブンをのせる台と、焚き火をする台の2台使うと、ダッチオーブンの方へ薪を追加して強火にしたり、薪を取り除いて弱火にしたりなど火力を調整しやすいです。
  • 急に強火にするときのために、小さめの木材など、すぐに燃え上がるものを常にストックしておくと良いでしょう。大きな薪だとすぐには燃えあがりません。
  • ダッチオーブン料理は、火加減で決まります。味付けなど料理の腕も大事ですが、「火を操る」腕がとても大切です。火を自在に扱えるようになりましょう。

ダッチオーブンを使う時に気をつけたいこと

直火禁止の場所での火起こしについて

キャンプ場やバーベキュー場によって、直火がOKのところと禁止のところがあります。直火が禁止されている場所では、地面で直接焚き火をしないようにしてください。
下記のアイテムを活用して焚き火するようにしましょう。
直火OKのところでも焚き火台などのアイテムがあると火起こしや片付けが楽になるためおすすめです。
  1. 火起こし器を使う。
  2. 焚き火台やバーベキューコンロ・グリルを使用する。
  3. 炭受けなどを使用する。

直火禁止ってどういうこと?

地面には数億もの微生物が生きています。微生物が炎の熱で焼かれると当然死滅してしまいます。そうすると土壌を改善してくれる生き物が居なくなりますので、その場所は死んだ土壌ということになります。

一度死んだ土壌は簡単には回復しませんので、自然を破壊しないようにと直火を禁止している所もあるんですね。
また、地面が黒く残るのと、燃えきれない木々が散乱するのを牽制するために禁止としているケースもあるようです。

皆で長くキャンプを楽しむためにも、キャンプ場やバーベキュー場などの施設や自然環境を守るよう心がけましょう。

焚き火やBBQの火起こしに役に立つ小物

ダッチオーブンなどを使ってアウトドアで料理をする時、重要になるのが火を起こすことです。
火を起こす時にあると大変便利なアイテムをご紹介します。

着火剤
炭でも薪でも併用できる着火剤は一つは用意しておきたいですね。

送風機
効果的な風を送るのに便利な送風機。見事に燃え上がる優れもの。

キャプテンスタッグのダッチオーブン等のおすすめアイテムは下記よりご覧ください

おすすめ情報

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アウトドア用品総合ブランド – キャプテンスタッグ公式オンラインストアなら、キャンプやバーベキューなどのアウトドアレジャーに必要なアウトドアギアが豊富にラインナップされています。
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この記事を書いた人

キャプテンスタッグがお届けする「Outdoore Life - アウトドアお役立ち情報」の編集部です。
アウトドア・キャンプに関するハウツーやレシピをはじめ、おすすめのアウトドアギアなど、皆様がアウトドアライフを楽しむために役に立つ情報を発信していきます。

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